4cmほどの小さな豆本サイズの
魔法書のペンダントです。
本の中は魔法使いにしか開くことができませんが、
魔法が封じられた美しい魔法書を身に着けたら
なにかミラクルが起こるかもしれません。
デザインはその都度で変わりますので
お好みの装丁の本はぜひ機会をお見逃しなくです。
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毎晩店を訪ねてきてくれる私のいちばん古い友人。
彼はきまって東の窓を叩き、
しばしのあいだ私と他愛のないお喋りをします。
可笑しいのが、彼が周りからは無口だと思われている事です。
本当は少し引っ込み思案なだけの、話好きな男なんですけどね。
その日も彼はいつものように、
昨夜見たことを私に話してくれました。
「ゆうべ、私は真昼のように明るい街の上におりました。
その眩しさは、何億何千という星々の
輝きをすっかりかき消してしまうほどでした。
目を細めながら私が見つけたものは、こっそり部屋を抜け出し
ひとり飛び立っていく、ドレスをひるがえす少女の姿でした…」
少女は不思議な力を持っていました。
それは「愛」とか「夢」。
あるいは「希望」と言い換えらえるものです。
そしてその力を、町の平和のために使っていました。
しかしすっかり見違えた彼女に、
普段の少女を重ねる者はおらず
また少女も、皆の前で名乗ることは許されません。
私はこの少女に心当たりがありました。
いつだったか私の店であの本を手に取った方。
ほどなくして、私は友人の話を
一冊の本にすることを思いつきました。
そこに生きた証を残すことが、
幸福で孤独な少女の救いになると信じて。
むかし彼が親しくしていたという画家もそうしたように。
さて、すべてを見守っていた
この友人はいったい何者なのかって?
名前を聞けば、あなたにも覚えがあると思いますよ。
なにせ顔の広いお方ですから。
●サイズ
<本のサイズ>
約4cm×3cm
※本のページを開くことはできません。
<革紐の長さ>
90cm
※お好みの長さで調節してご使用くださいませ。
●素材
布・金属など
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パッと目を引くような、装丁が美しい魔法書ペンダント。
チェーンと鍵に巻かれ封印されていたり、
綺麗な宝石が嵌め込まれていたり、
とても綺麗な装丁がなされています。
魔法書のデザインは、表紙・裏表紙・背表紙とどこをみても
凝っていてとても素敵です。
『錠のない鎖で固く固く禁じられ、
何も語る事のない謎の古文書。
果たしてそこに秘められた知識とは? 』
〜豆本のまほう〜
その昔中国で、合格すれば名誉も財産も美しい妻も思いのままと言われた
「科挙」という官吏登用試験がありました。
その難しい試験には、衣服に「豆本」を縫い込んで受験すると合格できる!
というジンクスがあり、この話は現代にまで伝わって、
「豆本」を身につけると幸せが訪れると言われています。
【君衣】
大人の童心をコンセプトに“夢のよすが作り”を生業としております。
魔法のつえ、毒々しい色の薬瓶、謎の古文書…。
お手に取って、幼い頃の夢や憧れを思い出す、よすがにして頂けたなら幸いです。
古来より豆本には、身に着けていると
望みのままの未来を約束するという幸運のジンクスがございます。
あなたにふさわしい品がみつかりますように。
●ご購入の際の注意点
※ご覧のブラウザにより実物の色味と若干異なって見える場合がございます。
※手作り品の為、作品により多少のゆがみ、
細かな傷、気泡、など入っている場合もございます。
ハンドメイド作品の味や暖かみとして、
ご理解頂ける場合のみお迎え下さいませ。
※1点ずつ個別の販売となります。
※オプション設定のあるものはデザインにより価格が異なる場合がございます。
※撮影時に使用した小物は付属しません。
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